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【大会名】安達太良山登山マラソン
【開催日】2013年8月25日(日)

Aさん

1.現在の走力
走歴 4年
これまでに、フルマラソン完走 8回、ウルトラマラソン完走 2回
自己ベスト
フルマラソン 3時間24分36秒(2012つくば;グロス)
ハーフマラソン 1時間34分26秒(2012手賀沼;グロス)
10km 40分29秒(2012東京10kmタイムトライアル)

2.当日までの準備
 私は、昨年(2012年)からトレイルランニングを始めました。始めた目的は、「ロードレースの記録更新に向けた足腰の強化」です。
 今年は、6月のサロマが終わった段階で、秋のフルマラソンに向けた大まかな計画を立てました。その計画では、7~9月まではトレイルを中心に足腰を強化し、10月にハーフ、そして11月のフルマラソンで自己ベストを出す!というものでした。
 そこでまず、かまくRunの3か月会員になり、鎌倉トレランのイベントに参加しました。会員期間中は、4回ほど参加しました。
 それだけではなく、ラン仲間と共にトレイルを走り、さらにレースにも出ようと思い、距離が手頃(25km)だったこの安達太良山登山マラソンに参加しました。
(ちなみに、OSJ安達太良トレイル50kとはまた別の団体が主催している大会です)

3.当日の様子
(山頂まで)
スタート3時間前の5時半に起床し、朝食摂った後、宿泊したすぐ下のスタート地点に向かいました。
朝8時半スタート。
このレースで初めてトレランポール使ってみました。初めポールはトレランリュックのサイドポケットに入れて走りました。しばらくロードで勾配を上っていくと、木陰に。8月末で朝から日差しは照り付けていたが、暑さは感じなかった。
まずは最初の関門を目指す。唯一ある関門は、10.3km地点にあり、ここを80分以内に通過しなくてはならない。
フラットならどうってことないが、地図を見たら3~4kmの距離で約300mを登る感じだった。
そして6km過ぎからは、いよいよ本格的にキツい坂が。でも、いつも通り歩幅を狭めて進んでいけば、特に問題ない。足柄峠や奥武蔵のトレーニングを経験が生きている。
先を見ると心が折れるので、なるべく見ないようにだけはしていた。
そして、関門に到着。スタートしてからちょうど1時間でした。息は上がっていましたが、距離が短かった分、それほどダメージはなかった。ここで、水とおにぎりとバナナを受け取る。荷物がかさばったので、休憩がてらバナナをたべ、水を一口。風が冷たかったので、アームウォーマーを着け、この先はゆっくり登って行こうと、ここでポールを取り出しました。
所々で走れるところはあるので、景色を見ながら進んでいきました。
登りでも、山頂付近以外は速足くらいならいけそうな登り。そのため、走り続けている人も多くいた。自分はそんなことは気にも留めず、マイペースでひたすら登り続け、スタートしてからおよそ2時間40分、標高1990mの山頂に到着。天気もまずまずだったので、しばし景色を眺めていました。

(下山中)
ひととおり景色を堪能した後、次は下り。残すところはあと10~11km。
ポールは下りの時に威力を発揮するということで、ここでも両手に持ちながら少しずつ下山していく。下りはじめは岩場だったので、当然走ることはできなかった(中には飛び跳ねるように降りていく方もいたが)。我々マラソン参加者だけではなく、登山客も多くいた。
そんななか、アクシデント。
下り始めて10分したかしないかくらいで、大きな岩の上で足を滑らせた。岩の上に乾いた土があったので、それに足を取られてしまった。少し降りる勢いもついていて、ポールが変な具合に足に絡んでしまった。と思った次の瞬間。
下の大きな岩に顔面から落ちてしまいました・・・
「・・・・・・・・・・・・・・・・」
落差は1mあったかないかくらい。落ちた瞬間、「痛い!」という声も上げられず、ただ目をつぶって仰向けになっていた。十数秒後、後ろから来たランナーから声をかけられ、ようやく起きることができた。
一番ひどいのは、右の頬。パックリと切れていて、流血。他にも右ひじ、右ひざ、左手など、いろんなところを打ったり擦り剥いたりした。たまたま声をかけてくれた方が、消毒液とガーゼを持っていたのでお借りし、また別の方が大きめの絆創膏を持っていたので、ありがたく頂戴しました。そして、この下に誘導員がいるので、その方に連絡しておきます。とおっしゃって先に行かれました。
自分は、そこで少し息を整え落ち着かせ、またゆっくりと下り始めた。もう、レースなんかどうでもいい。とにかく無事に下山することだけ考えよう。無理をせずに、何か違和感を覚えたら一度立ち止まろう。
誘導員がいるところに着いた。
「ケガされた方ですね。この先ロープウェイで戻りますか?それともあと9km走りますか?」
「走ります。大丈夫です。」迷わず答えた。
そして、下山を続ける。
ところが、この先のコース、行ってみたはいいけれど、はっきり言って、本当に登山道なのか?というものだった。
人がすれ違うどころか、幅が広くて40~50cm程で足元も悪く、すぐそこは崖。木も張り出しているし、草は伸び放題。1m位の段差を降りるところなどがある。とても走れたものじゃない。本当にこんなところがコースなの?と不安を抱きつつも、目印がずっとついていたので、何とか進むことはできた。
そういった道を10~15分くらい進み続け、ようやく少しは登山道らしいところへ出た。先日の大雨の影響もあったのと、疲労が出てきたのか、所々で転倒(と言っても、しりもち程度)。
距離表示が全くなく、途中に誘導員がいたものの、「あと数キロですよ~」、と。
「数キロって・・・アバウトだなぁ」と言いたくなる気持ちを抑えながら、ひたすら走り続ける。
そうこうしているうちに、先が全く見えないのに、途中からなぜかペースが上がり、山の中でさっき抜かれた人たち数人を抜いた。そして、舗装路が見えてきたら、さらに元気になった。
ここで最後の力水をもらい、あとは約2kmのロード。アップダウンは結構あったけど、ロードなのでいつも通り快調にスパートして、フィニッシュ!4時間30分という結果でした。
手作り感満載の大会で、スタッフも和やか。ゴールでは、すでにフィニッシュを迎えた人たちが出迎えてくれた。そして、ゴール地点では会えなかったけど、自分を助けてくれた方がいた。いろんな人に支えられて走り切ることができました。

4.今後参加する方へのメッセージ
トレイルは登っているときはつらいかもしれませんが、頂を踏みしめた時の景色は最高です。そして、山の中、森の中を駆け抜けるのは、ホントに気持ちいいです。自分のようにロードの一環として捉えると、とても気楽に走ることができます。
反面、今回自分が遭遇したようなケガは、ロードに比べて起きる可能性が高いのも事実です。ですが、避けがたいこともあるかと思いますので、いざ自分がケガした時、または他の方がケガをされたときに対処できるような準備をすると、より安全に楽しめるのではないかと思います。
自分も今回のけがを教訓にして、トレランの際はテーピング、消毒液、ガーゼ、絆創膏などのファーストエイドキットを持ち歩くようにしました。
いざという時のことを考慮しながら、楽しくトレイルを走ってもらえればと思います。

【コメント】
Aさんは、私どものイベントにも定期的に参加いただいております。
この大会は、OSJ主催とは違う大会なんですね。
知りませんでした。
メッセージには、上りはつらいけど、山を駆け抜けるすばらしさが書かれています。
これが、トレイルの醍醐味ですね。

Aさん、レポートありがとうございました。


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