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【大会名】つくばマラソン
【開催日】2013年11月24日(日)

Sさん

走り始めて8年が経ちました。小学4年生のときのマラソン大会(2km)では学年でビリから2番目。苦手意識があったのに、なぜか学生時代にテレビで見た「ホノルルマラソン」に憧れ、2005年から自己流の練習を開始し、2006年、ホノルルマラソン、初フルで6時間36分。半分以上歩いてしまうくらい体はつらかったのですが、子供の時のいやな記憶がなくなるほど、最高に幸せな体験でした。そこから私のランニング人生が始まりました。



「楽しく」をモットーにランニングクラブなどでマイペースに練習を積んで、4時間半を切った後、2012年に初めて「サブフォー」を意識しました。その年の4月のかすみがうらで4時間10分、そして、その夏、「かまくらん」の西堂路さん主催のヤッソ練習会と出会い、3か月間ヤッソ練習に励み、10月の別海で4時間3分(現自己ベスト)。しかし、2013年3月に腰回りを故障してしまい、3か月間はリハビリ治療に専念し、医師に、記録を更新する練習をしてもよいと言われたのが7月でした。



すっかり落ちた走力でしたが7月はひたすらゆっくり走る練習で191km。8月は友人たちと何度か合宿をしながらゆっくり楽しく205km、9月はかまくらん主催の「バーチャルSeptember」でお互いに切磋琢磨しながら239km。スピード練習を再開し、かまくらん主催の湘南柳島ラン合宿にも参加、そして一人30km走を2回、自分ではかなり頑張りました。10月は北海道は別海マラソンで4時間15分まで走力が戻りました。10月にも一人30km走を2回、ハーフ1本などで207km。



つくばマラソンでサブフォーを、と、考えていましたが、自己評価ではちょっと厳しく感じていました。まず、11月に入って仕上げのハーフ2本を走った後、おなかを壊し6日間ランを休みました。また、昨年の弾むような足のバネ、それに体の軽さがありません。体重も2kg増加していたのです。



いよいよ「つくばマラソン」の当日。見事な快晴。寒すぎることも暑すぎることもなく、マラソン日和でした。つくば大学の構内は銀杏や紅葉がみごろで、キラキラ輝くランナーたちを前に、楽しい気持ちになりました。電車もバスも荷物預かりも何もかもストレスなくスムーズでした。ただひとつ、自分のお腹の調子という不安要素はありましたが、直前のハーフ、自分の今の状態から4時間3分~4時間15分以内はできるのではと予測しました。



スタートから順調に走っていたものの、19km過ぎに薬で抑えていたお腹が不安定になり、トイレに駆け込みました。(トイレは誰も並んでいなかったのが救い)しかし、これが精神的なダメージになりました。リズムが崩れ、頭の中には不安感ばかりがぐるぐると渦巻きます。ちょうどそこは前を行くランナーたちがハーフを折り返し、お互いにエールを送りあうコースだというのに、反対側のランナーをまともに見ることができませんでした。



次のトイレは25.9km地点でした。「なんとか30kmまでは耐えろ」と自分に言い聞かせました。そしてなんとか30kmに到達するとぷつんと精神的に集中力が途切れました。しかし、その地点にあったランナーへの言葉「30kmからがマラソン。あなたの人生、駆けてください」的なメッセージがぐさっと心に刺さりました。



レースを終わらせようとしている自分と終わらせたくない自分との戦いでした。あんなに練習したのに、うまくいかなかった自分への怒り、どうしてどうして?と、やり場のない怒り。涙までこぼれてきました。悔しいし情けないし、でもまだ12kmもあります。



どうせタイムもボロボロ。こんなレース!と、投げやりになりました。しかし、そこに淡々と走る仲間の後ろ姿を発見しました。30kmを過ぎてもまったく疲労している様子が見えない、リズムのよい走りでした。彼女に引っ張ってもらおうと直感でひらめきました。そして、3kmほどストーカーのようについていき、おかげで自分もリズムを取り戻すことができました。その後見失いましたが、一度ついたリズムのおかげで、そのあとは二度と歩かずにゴールできたのです。仲間にそのとき出会わなかったらどうなっていたのでしょう。



結果は4時間16分でした。涙を流していた時間はあとから計算するとほんの4分程度の間でしたが、その4分は、自分にとって、とてつもなく長く、苦しい時間でした。



今回のフルマラソンは私が完走した中の18回目でしたが、「うまくいった!」と思えるレースはなかなかないものです。それでも毎回何が起きるかわからないのもマラソンの楽しみの一つだと思います。



つくばマラソンは初めて参加しましたが、1つ坂があるだけで、平坦で走りやすかったです。29km地点ではお汁粉、そのほかにもパンやバナナも頻繁にありました。記録を狙うのには最適な大会だと実感しました。ぜひみなさんも挑戦してみてください。

【コメント】
Sさんは、かまくRUNイベントにも何度も参加いただいています。
特にヤッソ練習会では、定期的に参加していて、着実に走力アップしているようです。
文中にもありますが、フルマラソンで満足いくレースをするのは難しいものです。
それが、フルマラソンの魅力なんですね。

Sさん、ありがとうございました。



つくばマラソン
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