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【大会名】富士山マラソン
【開催日】2013年11月24日(日)

Hさん

(走力・練習状態)
学生時代は中距離ランナーでしたが、社会人になってノーラン。30代半ばから基礎体力向上のためにランニングを開始。走歴は約7年、フルマラソンは年間1~2回チャレンジし、ベストタイムは平成24年のかすみがうらマラソンの3時間19分。
週末ランナーで月間走行距離は平均150km。普段の練習メニューは、①25km~35kmのLSD②1000mのインターバル6~10本③10km~20kmのペース走やビルドアップ走を時季によってローテーション。ただ、直前の10月、11月は業務多忙で各70km程度、直前の20km練習でも1時間38分ほどで自己ベストを狙うには難しい状態。
そのような中、世界遺産の富士山を間近に見たくて通算9回目のフルにチャレンジしました。

(富士山マラソンコース)
コースは河口湖と西湖をつなげた周回コースとなります。コース攻略を考えるに、ざっくり3つのステージとして捉えました。富士山を展望できて平均すると下り基調の第1河口湖周回ステージ(0km~21km)、激しい急登坂、登った後も緩いアップダウンがある西湖周回ステージ(21km~34km)、行きの急坂を下ってあとは平坦な第2河口湖周回ステージ(34km~ゴール)です。
今回は走りこみ不足を考慮して、前半で余力を残しながらペースメイクしつつ、急登坂後の後半戦でつぶれないよう、一定のリズムと粘りを主眼において臨みました。

(レース結果)
先に結果ですが、3時間26分56秒で完走しました。
10km毎のラップ
10km 48.03(48.03)
20km 1.35.02(46.59)
30km 2.26.02(51.00)
40km 3.16.11(50.09)
42km 3.26.56(10.45)

(レース直前の準備)
現時点のマラソン力を最大限に発揮して無駄なく記録につなげられるよう、走り以外で出来ることに努めました。これまでのレースでは、途中に複数回トイレに寄ってロスタイムが数分発生する事が続いていたため、アルコールとカフェインの摂取を直前は控えました(2日間だけ)。ウォーターローディングにも初めて挑戦、前日は少しずつスポーツドリンクや経口補水液をとって体内の水分保有を高めて当日レース前の水分補給をほぼ無くしました。また、レース2日前にスポーツマッサージに行き、股関節、肩甲骨をスムーズに動かせるよう重点的にほぐして貰いました。

(レース当日)

会場入りはスタートの1時間半前。会場が細く長いスペースで人がごった返している印象です。トイレ待ちの行列も相当でした。早速、トイレ待ちに並び、その間にパンやゼリーを口にしたり、チップを装着したり、など出来る事を終えておりました。トイレ待ちは45分ほど。河口湖駅近くなど離れた場所のほうが空いていたようです。
ウェアは、事前に河口湖の気温傾向を調べて選定しました。上はノースリーブのアンダーシャツに防風タイプの半袖シャツ、下はハーフタイツと短パンを重ね、レース途中の調節がしやすいようにアームカバー、ゲイター、手袋とネックウォーマーをそれぞれ装着して臨みました。ゼッケンには、アミノバリューの顆粒スティックをセロテープで貼り付けます。

(レース実走)
スタート地点には10分前に並びました。陸連登録をしているため一番前のブロックでさほど混雑はありません。スタート直後は若干渋滞しましたが、当初から自分にとって走りやすいリズムで進むことを優先します。肩甲骨を使って股関節をスムーズに回しての省エネ走法です。
(第1河口湖ステージ)~沿道の応援はほぼ切れ目無く続きます。声援に応えたり、景色を楽しんだりリラックスして進めます。車道の幅も広めでストレスは感じません。序盤3kmあたりの直走路で真正面に雄大な富士山がどーんと出迎え、超感動、テンションMAX、さらにその後は緩い下り基調となってペースも速まりました。15km過ぎの「逆さ富士」で有名な絶景ポイント大石地区では、風があって湖面は波だって影は見られませんでしたが富士山の素晴らしさに心を奪われました。
(西湖ステージ)~いよいよ河口湖に別れを告げて21km過ぎ、角を曲がると急坂が突然やってきました。1kmは続こうかという急坂です。走りに集中していたため、話題の「うどんエイド」に気づかず通過してしまいました。坂道では冷静にリズムを崩さず歩幅を狭く、着地点をなるべく重心の真下にし大腿への負担を軽くして足音を立てない忍者走りで進みます。それにしてもキツイ、辛い~。漸く登り切った後は若干下るのですが、相当なダメージを受けていて歩幅が思うように伸びません。一転、緩い登りも続いて、周辺には歩いているランナーが目につくようになってきます。沿道に人はまばらで静寂の中でランナーの息づかいがよく聞こえます。日陰は凍結している箇所もあって寒く、序盤に一端外した手袋を再び装着します。難所を越えてもペースは劇的には回復しませんが、大崩れしないようリズムだけは守りました。
(第2河口湖ステージ)そして34km地点、いよいよ辛かった西湖を後にして行きに登った急坂を今度は一気に下ります。勢いのついた体重が膝を押しつぶすのを足や腹筋背筋全体でカバーするようにして走りますが、これまでのダメージで、いよいよ足が攣り始め、背中もガチガチで痛い。やっとの思いで下りきり、河口湖畔に戻って「あと5km」の表示。平坦なコースながら両ふくらはぎが攣った状態で追い込めないながらも沿道の応援に再び力を貰い、たくさんの「ありがとう」を伝え自分を奮い立たせゴールしました。

(レースを終えて)
事前準備の成果として、トイレに一度も寄らずにロスが無かったこと、リズムを守った走りを終始意識して大幅なペースダウンが無く終えられたのが良かった点でとても満足しています。
大会としては、昨年は運営上の問題が多く指摘された大会で、参加人数を大幅に絞ったのですが、まだ会場ではキャパオーバーな感はあります。スタート地点のトイレの数が少なく感じたのと、荷物預け場所の通路が細い上に、その出口からスタート地点まで数百メートル(先頭AとBブロック)戻るような導線でしたので、早め早めに必要なことをすませる余裕を持って臨まれたら良いと思います。
キツい印象が強いコースですが、冷静に振り返りますと記録を狙うのは不可能ではないと考えます。そのためには西湖攻略が鍵でしょうね。坂を登った直後の下りでリズム維持とペース回復が出来れば、比較的平坦なコースを一気に攻めて自己ベストが狙えるのではないでしょうか。いずれにしても、雄大な富士山や周辺の美しい紅葉、沿道のローカル感は何事にも替えがたいロケーションでお勧めのレースと思います。
長文の完走記、ご覧頂きありがとうございました。


【コメント】
Hさんは、走力がある方で月間走行距離が200キロにも満たないのに、サブ3.5ですからね。
すばらしいです。
話題の富士山マラソンですが、まだまだ改善してほしい点があるようですね。
ただ、景色は№1ですね。

Hさん、ご協力ありがとうございました。


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